雨の日におすすめ!室内遊びで体を動かす体操やゲーム9選【年齢別】

雨の日でも全力で体を動かせる!自宅でできる遊び15選

「今日も雨か…」とため息をつきながら、元気を持て余す子どもにどうやって1日を過ごしてもらおうかと悩んだこと、ありませんか?

外に出られない雨の日は、子どものエネルギーが行き場を失って、癇癪を起こしたり、兄弟げんかが増えたりと親にとってもストレスの原因になりますよね。

そんな日は、おうちの中でもしっかり体を動かせる遊びをいくつか知っておくだけで、過ごし方が大きく変わります。
今回は、雨の日でも子どもが夢中になれる室内遊びを、年齢別にわかりやすく紹介します。

特別な道具も準備も不要。すぐに試せるアイデアばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

年齢別|雨の日でも室内で“体を動かす”おすすめの遊び

2〜3歳向け|おうちでできる簡単な動き遊び

クッション島ジャンプゲーム

クッション島ジャンプゲームは、家にあるクッションや布団で“島”を作ってジャンプで渡る遊びです。

毎回、次の“島”までジャンプして移動するルールにすると、思った以上に体力が使えて楽しめます。簡単に設置できるのに、盛り上がる運動遊びとしておすすめです。

項目 内容
ゲームの概要 床にクッションを並べて「島」に見立て、島から島へジャンプしながら移動する室内遊びです。
目的 ジャンプによって脚力・バランス感覚を養い、エネルギーの発散や集中力アップにもつながります。
アレンジ方法 島の配置を変える、ルールを加える、複数人でリレー形式にするなど自由に応用できます。
安全対策 滑りにくいクッションを使い、周囲に硬い家具やガラス製品がないか確認しましょう。
音対策 床に毛布やジョイントマットを敷くことで、ジャンプ音を軽減できます。
レベル調整 ジャンプの距離を短くしたり、クッションの数を増減させて子どもの年齢に合わせて調整します。
ルール設定 「落ちたらスタートに戻る」「タイムを測る」など、シンプルなルールを加えるとさらに盛り上がります。

動物まねっこ体操

動物まねっこ体操は、動物の動きをマネして、体を大きく動かす体操遊びです。

たとえば、「ウサギのぴょんぴょんジャンプ」「クマのハイハイ歩き」「ワニのほふく前進」など、子どもが大好きな動物を取り入れることで、楽しみながら運動ができます。

項目 内容
ゲームの概要 ウサギやクマ、ワニなどの動きをマネしながら体を動かす遊び。動物ごとに動きが変わるので、飽きずに楽しめます。
目的 全身運動を自然に取り入れられ、運動不足解消・筋力や柔軟性アップにもつながります。表現力や想像力の刺激にも◎。
アレンジ方法 好きな動物を追加する/動物カードを作ってランダムに引く/BGMをつけて体操風にするなど、自由に応用可能です。
安全対策 床が滑らないようにマットやカーペットを敷き、周囲に障害物がないようにして遊びます。
音対策 ジャンプや床に手をつく動きが多いので、下に毛布やヨガマットを敷くと音が吸収されます。
レベル調整 小さい子には簡単な動物だけに絞る、大きい子には素早さや持久力を加えて難易度を上げるなど調整できます。
ルール設定 「3種類続けてできたらクリア」「時間内に○匹やる」などのミッション形式にすると盛り上がります。

この動物まねっこ体操は、準備も少なく、親子で一緒に楽しみやすいのが魅力です。遊びながら自然と運動になるので、雨の日のストレス解消にもぴったりです。

タオル綱引き

フェイスタオルやバスタオルを使って、室内で2人以上が向かい合い、引っ張り合う簡単な遊びです。スペースがなくてもでき、力加減やバランスを自然に学べる、シンプルだけど盛り上がる体遊びです。

項目 内容
ゲームの概要 フェイスタオルやバスタオルを両端から引っ張り合う、室内版の綱引き遊び。立っても座ってもできる。
目的 腕力・体幹・バランス感覚を養うと同時に、遊びながら「力加減」も学べます。
アレンジ方法 片足立ちでやる/タオルを長くして複数人でやる/制限時間をつけて対決するなど、自由に変化を加えられます。
安全対策 転倒防止のために足元が滑らない場所を選び、勢いで後ろに倒れないようクッションや壁を活用。
音対策 引っ張る動作中心なので大きな音は出にくいが、バランスを崩して転倒しないよう下にマットを敷くと安心。
レベル調整 小さい子には座って行う/大きい子には足を広げて体幹を意識させるなど、発達段階に応じて調整できます。
ルール設定 「3秒耐えたら勝ち」「合図でスタート」「片足立ち限定」など、ゲーム感覚のルールを入れると白熱します。

タオル綱引きは、場所を取らずに室内でできる力遊び。体格差がある兄弟でも遊びやすく、親子でも楽しめるのが魅力です。勝ち負けよりも「どこまで耐えられるか」を楽しむルールにすると、ケンカになりにくくなりますよ。

4〜5歳向け|ちょっとした工夫で夢中に

新聞紙ジャンケン相撲

新聞紙を「土俵」に見立てて、じゃんけんで勝ったら紙がそのまま、小さくなると負けた方が折りたたまれ、最終的に乗っていられなくなったら負けになる室内遊びです。

2〜3歳児でも親子で簡単に遊べるルールで、運動とバランス感覚が自然に身につきます。

項目 内容
ゲームの概要 広げた新聞紙の上でじゃんけんし、負けたら新聞紙を半分に折る、乗れなくなったら負けというルールの遊びです。
目的 バランス感覚や判断力、親子の協力心を育てながら、室内で体を使って遊べます。
アレンジ方法 折る割合を変える、複数人でグループ戦にする、片足立ちでじゃんけんをするなどの変化が楽しめます。
安全対策 周囲に家具の角がない安全な場所で行い、新聞紙の破片や紙の角に注意しましょう。
音対策 新聞紙を折る音や踏む音が気になる場合は、床にマットやタオルを敷くと安心です。
レベル調整 初めは新聞紙を大きめにしたり、親子ペアで開始/慣れてきたら半分ずつに折る速度を上げるなど調整可能です。
ルール設定 「3回連続勝ったらクリア」「折り返し回数を決める」「時間制で最後まで乗っていた人が勝ち」などゲーム感を演出できます。

新聞紙ジャンケン相撲は、新聞紙一枚から始められる手軽な室内遊びです。
親子で一緒に乗ってじゃんけんすることでバランスを養い、スリルも楽しめます。
負けても楽しい気持ちで遊べるよう、ルールは柔軟に調整して楽しんでくださいね。

新聞紙ジャンケン相撲は、新聞紙一枚から始められる手軽な室内遊びです。親子で一緒に乗ってじゃんけんすることでバランスを養い、スリルも楽しめます。

負けても楽しい気持ちで遊べるよう、ルールは柔軟に調整して楽しんでくださいね。

おうち運動会ごっこ

室内向けにアレンジしたミニ運動会ごっこで、かけっこ・障害物レース・簡単リレーなどを組み合わせて楽しみます。家庭内で安全に遊べるよう工夫しつつ、体を動かすワクワク感が魅力です。

この動画では1歳児向けの内容ですが、動きや構成の雰囲気は2〜3歳児でも十分参考になります。

項目 内容
ゲームの概要 部屋や廊下を使って、家の中で簡単なかけっこや障害物コース、リレーなどを行う「運動会ごっこ」の遊び。
目的 全身運動で体力を養い、親子や兄弟での協力や達成感を味わえる体験を提供。
アレンジ方法 かけっこの代わりに輪投げやフラフープくぐりにする、親子ペア戦にするなど柔軟に変化可。
安全対策 滑りにくい床・家具角を避けたスペースを選び、障害物の安全性を確認して実施。
音対策 床への衝撃や動き音が気になる場合は、マットや毛布を敷くことでクッション性を持たせる。
レベル調整 距離を短くする、競技を少なくする、親が補助するなど、年齢や体力に合わせて調整。
ルール設定 ゴールタイムを計測/合図でスタート/親子ペア競技形式/最下位救済ルールなど工夫可。

この「おうち運動会ごっこ」は、お部屋や廊下を使って手軽に楽しめる室内遊びです。
特別な道具がなくても、障害物やリレー風の動きを取り入れるだけで、「やりきった感」や達成感が味わえます。
2〜3歳児でも無理なく参加できるよう、距離や課題を調整して親がサポートしながら楽しんでください。

この「おうち運動会ごっこ」は、お部屋や廊下を使って手軽に楽しめる室内遊びです。特別な道具がなくても、障害物やリレー風の動きを取り入れるだけで、「やりきった感」や達成感が味わえます。

年齢に応じて無理なく参加できるよう、距離や課題を調整して親がサポートしながら楽しんでくださいね。

ペットボトルボウリング

空のペットボトルをボウリングのピンに見立て、室内でやわらかいボールや新聞紙で転がして倒す遊びです。軽量で安全に遊べるため、2〜3歳児の初めての「投げる動作」を促すのにぴったりです。

倒した本数や距離を競うルールを加えることで、楽しみながら運動ができます。

項目 内容
ゲームの概要 空のペットボトルを並べて「ピン」にし、やわらかいボールや新聞紙ボールを転がして倒す室内ボウリング遊びです。
目的 投げる動作の練習になり、腕の力と集中力、判断力を少しずつ育てます。
アレンジ方法 ペットボトルの数や並べ方を変える/水を少し入れて重さを調整/点数制にするなど、自由にアレンジ可能です。
安全対策 床が滑らない場所で実施/割れた瓶ではなくペットボトルを使用/倒れたピンの落下方向に配慮。
音対策 倒れる音が気になる場合は、床にタオルやマットを敷くことでやさしい音にできます。
レベル調整 2〜3歳児にはボトルの間隔を広くする/大きくなったら距離を遠くにして難易度アップも可。
ルール設定 倒した本数で得点化/2回チャレンジして合計を競う/連続ストライクチャレンジ形式など工夫可。

ペットボトルボウリングは、室内でも少ない道具で楽しめる工夫がたっぷり詰まった遊びです。
2〜3歳児でも安心してできるよう、親がサポートしながら取り組めば、初めての「投げる体験」としても最適。
倒す爽快感と工夫次第で繰り返し楽しめるので、雨の日の遊びにもおすすめです。

ペットボトルボウリングは、室内でも少ない道具で楽しめる工夫がたっぷり詰まった遊びです。2〜3歳児でも安心してできるよう、親がサポートしながら取り組めば、初めての「投げる体験」としても最適。

倒す爽快感と工夫次第で繰り返し楽しめるので、雨の日の遊びにもおすすめです。

6歳以上〜小学生向け|体と頭を使う室内ゲーム

ヨガまねっこチャレンジ

「動物のポーズを見て、その動きを真似するヨガ風チャレンジ」です。

カエル、ウサギ、猫、ライオンなど身近な動物を題材にし、姿勢や呼吸を意識しながら動きます。親子で楽しめ、バランス感覚や柔軟性、集中力の向上にもつながります。

項目 内容
ゲームの概要 動物のポーズ(ネコ、ウサギ、カエルなど)を真似してヨガポーズを行う、親子で楽しめる真似っこ体操です。
目的 柔軟性やバランス感覚、呼吸のコントロール能力を楽しく育てながら、親子の絆も深めます。
アレンジ方法 動物カードを引いてポーズを決める/BGMに合わせてリズム真似/ポーズ数を増やしてチャレンジ形式にするなど
安全対策 マットやカーペットの上で行い、滑りやすい床や家具の角には注意しましょう。
音対策 ポーズ自体は静かな動きが中心ですが、ヨガマットなどで足音や床との摩擦音を吸収できます。
レベル調整 簡単なポーズから開始し、徐々に難しい動物ポーズを導入/時間制チャレンジなどで段階的に調整。
ルール設定 「3種類ポーズできたら達成」「タイムを計測」「親子ペアで交互に挑戦」などゲーム性を加えると盛り上がります。

ヨガまねっこチャレンジは、親子で一緒に楽しめる室内遊びです。
身近な動物のポーズをマネすることで、柔軟性や集中力が自然に身につきます。
2〜3歳児でも無理なく安全に取り組めるよう、親がリードしながらゆったり進めると良いですね。

ヨガまねっこチャレンジは、親子で一緒に楽しめる室内遊びです。身近な動物のポーズをマネすることで、柔軟性や集中力が自然に身につきます。

2〜3歳児でも無理なく安全に取り組めるよう、親がリードしながらゆったり進めると良いですね。

おうちサーキット

室内でマット・テープ・クッション・椅子などを組み合わせて「走る」「くぐる」「ジャンプ」「バランス」などの障害物コースを作り、順番にクリアしていく遊びです。

短時間でいくつかの運動を組み合わせることで、集中力と全身運動の両方を刺激します。

項目 内容
ゲームの概要 室内で椅子・マット・テープなどで作ったサーキットコースを、順に走ったりくぐったりジャンプしたりしながらゴールを目指します。
目的 全身運動とバランス感覚アップ、集中力維持、短時間での達成体験を子どもに与えること。
アレンジ方法 障害物の順番を変える/タイムチャレンジにする/親子ペアや兄弟でリレー形式にするなど自由に組み替え可能。
安全対策 滑りにくい床材を使う/家具の角を避ける/クッションやマットで転倒時の衝撃を和らげる。
音対策 ジャンプや走行時の床衝撃をやわらげるため、ジョイントマットや厚い布を敷くと良いです。
レベル調整 距離を短くする/障害の数を減らす/ゆっくり進むことを許可など、対象年齢や体力に応じて調整します。
ルール設定 「スタート合図→ゴール」「障害ごとにチェックポイント設ける」「最速タイムを更新」などゲーム性を強化。

おうちサーキットは、限られたスペースでも工夫次第で本格的な運動遊びに変わります。
親子や兄弟で楽しむことで「できた!」の達成感を味わいながら全身を使って遊べます。
特に雨の日や室内中心になりがちな日には、ぜひ取り入れてみてください。

おうちサーキットは、限られたスペースでも工夫次第で本格的な運動遊びに変わります。親子や兄弟で楽しむことで「できた!」の達成感を味わいながら全身を使って遊べます。

特に雨の日や室内中心になりがちな日には、ぜひ取り入れてみてください。

筋トレごっこ

親子で遊びながら「腕立て」「スクワット」「プランク」「背中支え」など簡単な筋トレ動作を組み合わせて、ゲーム感覚・チャレンジ形式で体を鍛える遊びです。

子どもも楽しみながら体幹・筋力を育てられるので、運動にもなり、親子のコミュニケーションにも最適です。

項目 内容
ゲームの概要 親子で「腕立て」「スクワット」「プランク」などを組み合わせ、遊びながら挑戦する簡単な筋トレゲームです。
目的 体幹の安定性や筋力を育てつつ、遊び感覚で体を動かす習慣づくりに役立ちます。
アレンジ方法 親子リレー形式にする/チャレンジカードを引く/姿勢を一定時間キープするなど工夫次第で多彩に。
安全対策 無理な負荷をかけず、床にマットを敷いて滑りにくくした上で実施すると安心です。
音対策 動作は静かな方が多いですが、床に衝撃が伝わるときはジョイントマットや畳などで緩衝。
レベル調整 動作をシンプルにしたり、回数を減らす/時間を短くするなど、年齢や体力にあわせて調整可能。
ルール設定 「3種目連続クリア」「タイム測定」「親子でタイム対決」など、目標設定で盛り上がります。

筋トレごっこは、遊びながら自然と筋力や体幹を育てることができる活動です。
特別な道具はいらず、親子のコミュニケーションにもなるので、室内時間が長くなりがちな日にもおすすめです。
2~3歳児の場合、親がサポートしながらゆっくり取り組む形にすると、楽しみながら継続できるでしょう。

筋トレごっこは、遊びながら自然と筋力や体幹を育てることができる活動です。特別な道具はいらず、親子のコミュニケーションにもなるので、室内時間が長くなりがちな日にもおすすめです。

2~3歳児の場合、親がサポートしながらゆっくり取り組む形にすると、楽しみながら継続できるでしょう。

雨の日でも室内で“体を動かす”おすすめの遊びの安全・騒音対策

室内で体を動かす遊びは楽しい反面、階下や隣室への音や、家具の安全面が気になるものです。ここでは、近所迷惑にならず、安全に遊べる工夫をご紹介します。

  • 床にマットや毛布を敷いて音を吸収
  • 飛び跳ねすぎないゲームルールを決めておく
  • ガラスや角がある家具はタオルで保護
  • 隣室・階下に響きにくい時間帯に工夫して遊ぶ

1. 床にマットや毛布を敷いて音を吸収

ジャンプや足音の衝撃は階下に響きやすいため、ジョイントマットや厚手の毛布を敷くことで音をやわらげられます。

床にマットや毛布を敷いて音を吸収・ジョイントシートで防音

2. 飛び跳ねすぎないゲームルールを決めておく

飛び跳ねすぎないゲームルールを決めておく

「ジャンプは3回まで」「音を立てずに静かにジャンプしよう」など、あらかじめルールを設定しておくことで、過度な音の発生を防げます。

3. ガラスや角がある家具はタオルやクッションで保護

万が一の転倒に備え、家具の角やガラス面にはタオルやクッションを当ててケガ防止対策をしておきましょう。

4. 隣室・階下に響きにくい時間帯を選んで遊ぶ

隣室・階下に響きにくい時間帯を選んで遊ぶ

活動時間帯(例:午前10時〜午後5時)を選ぶ、または「遊ぶ前にひと言声をかけておく」など、近所との関係性を保つ配慮も大切です。

まとめ|雨の日こそ、体を動かすことでストレス発散!

雨の日は外遊びができず、どうしても子どもがエネルギーを持て余しがちです。ですが、室内でもしっかり体を動かせる遊びを取り入れれば、十分に発散することができます。

また、親子で一緒に楽しめる遊びであれば、子どもだけでなく大人のストレス解消にもつながります。ふれあいや笑顔が増えることで、おうち時間がもっと豊かになりますよ。

まずは無理のない範囲で、一つの遊びから取り入れてみてください。今日からできるアイデアばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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